座布団のサイズの種類は? 一般的な座布団サイズから測り方までを解説します

座布団はローテーブルでカーペットの上に敷くのもよし、ハイテーブルで椅子の上に敷くのも良しの座り心地を良くしてくれる便利アイテムです。 しかし、座布団には小さなものから大きなものまで様々なサイズがあり、そのサイズごとに名称も異なるのです。 この記事では、一般的な座布団のサイズやサイズごとの呼称、そして座布団サイズの測り方までを解説します。

一般的な座布団のサイズは?

まずは、JIS規格における座布団サイズや、ポピュラーな座布団サイズについて解説します。

JIS規格における座布団サイズ

日本の産業製品に関する規格や測定法などを規定している「JIS」は、座布団のサイズを以下の3種類に分けています。 Sサイズ:51×55㎝ Ⅿサイズ:55×59㎝ Lサイズ:59×63㎝

一番流通しているサイズは?

一般的に使用されていることが多い座布団はMサイズです。一番ポピュラーで使いやすいサイズですので、どのサイズを買うのか迷ったらとりあえずMサイズを買うというのも一つの手です。

座布団のサイズごとの名称は?

上記で座布団のS,M,Lサイズについて説明しましたが、実はサイズごとに名称がそれぞれ付けられています。ここではそれぞれについて説明します。

木綿判

Sサイズ(51×55㎝)の座布団は、木綿判(もめんばん)と呼称されます。 部屋や押入れに小さいため収納しやすいという点で、使いやすい木綿判は人気となっています。子ども用の座布団としてもおすすめです。

銘仙判

Mサイズ(55×59㎝)の座布団は、銘仙判(めいせんばん)と呼称されます。 最も一般的なサイズであり、大きすぎず小さすぎずちょうどいいサイズであるため使い勝手も抜群です。 最も多く流通しているサイズであるため、座布団カバーの種類が多く好みのデザインが見つかりやすい点も嬉しいポイント。

八端判

Lサイズ(59×63㎝)の座布団は、八端判(はったんばん)と呼称されます。 冠婚葬祭の時などに、お客様用の座布団として使われることが多い座布団です。その伝統の影響もあって和室で使用されることが多かったため、和風のデザインが多いです。 大きめのサイズであるため、男性でもゆったりと座れるのが特徴です。
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長座布団のサイズは何があるの? その特徴は?

長座布団は、一般的な座布団を2~3枚程度繋げた大きいサイズの座布団のことです。2人で並んで座れたり、たたんでクッション代わりにして使ったり赤ちゃんの布団にしたりと様々な用途で使うことができる点も魅力的です。 そんな長座布団には一派的に110㎝、150cm、180cmの3種類があります。以下でそれぞれのサイズの特徴について解説します。

110cmの長座布団

110cmの長座布団は、一般的な座布団2枚分の大きさです。真ん中で折りたためば通常の座布団の2段重ねのような形になり、大きなクッションとしても使えます。 長座布団の中ではコンパクトに収納しやすいですし、足元に置いたりベビーベッドに使用することもできます。

150cmの長座布団

150cmの長座布団は、一般的な座布団3枚文の大きさです。長座布団の中では中くらいの長さであり、大人2人でもゆったり座ることができます。 また、車の後部座席にぴったりなサイズでもあるので、車の座席にクッションが欲しい!と考えている方にもおすすめします。 持ち運びもしやすいので、自宅以外でもキャンプなどのアウトドアでも使用しやすいのも嬉しいポイント。

180cmの長座布団

180cmの長座布団は、通常の敷き布団と同じ長さの座布団です。長さがありつつ敷布団よりも持ち運びしやすいです。 180cmの大判サイズは大人3人でもゆったりと座れますし、リビングなどで寝転がる用のマットとして、折りたたんで壁を背にすれば座椅子のように使用することができたりするなど、特に自宅において様々な用途で使うことができます。

座布団カバーはどのサイズがいいの?

座布団を使用する際にあると便利なのが座布団カバー。 座布団カバーがあれば、仮に座布団にジュースなどをこぼしてしまっても、座布団カバーを洗うだけで清潔に使い続けることができます。 しかし、座布団カバーを購入してもサイズが座布団に合わないと使いにくくなってしまいます。ここでは、座布団カバーの選ぶ際の注意点について解説します。

座布団の厚みに合わせる

座布団カバーは基本的にはサイズに合わせて買うのがベストですが、綿がしっかりと詰まっている厚みのある冬用の座布団などはサイズが合っていてもカバーに入りきらない可能性があります。 厚みのある座布団の場合は、少しだけ大き目の座布団カバーを選ぶとよいでしょう。

同じメーカーのものを買う

座布団のサイズは一般的には上記のS、M、Lサイズの大きさですが、メーカーによって微妙に異なります。 また、座布団カバーはそのメーカーが販売している座布団サイズに適している物が多いので、不安な場合は座布団と座布団カバーを同じメーカーから買うと失敗しにくいです。 しかし、別のメーカーの座布団カバーを購入したい場合は、手持ちの座布団のサイズを測った上で適切なサイズを選ぶことをおすすめします。

座布団サイズの測り方は?

手持ちの座布団のサイズがわからないと、どのサイズの座布団カバーを買えばいいのかわかりません。以下で座布団サイズの測り方を紹介しますので、参考にしてみてください。 座布団の側面にあるミシン目が0になるようにメジャーを当てます。 座布団の中心を通るようにして、反対側のミシン目までの長さを測ります。これで1辺の長さが分かります。 反対方向も同様にして、もう一辺の長さを測りましょう。 一般的に座布団は長方形に作られており、長い辺が縦、短い辺が横になります。座布団カバーはそれに合わせて選びましょう。

【まとめ】用途に合ったサイズの座布団を選びましょう!

いかがだったでしょうか。 この記事では、座布団の一般的なサイズやサイズごとの呼称、また座布団サイズの測り方までを解説しました。 座布団には様々な種類のサイズがあり、収納スペースをコンパクトにしたいのか、ゆったりと座りたいのか、などとニーズに合わせて使い分けることができます。 どのように座布団を使いたいのかを考えた上で、適したサイズの座布団を購入しましょう!